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闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉

角川ソフィア文庫 SP I−114−1

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-04-409208-5
4-04-409208-7
税込価格 858円
頁数・縦 254P 15cm

商品内容

要旨

六十年におよぶ南北朝動乱。両朝合体後、皇位迭立を阻まれ、歴史の表舞台から姿を消した旧南朝の皇胤たちは、いかなる運命をたどったのか。陰謀に巻き込まれる者、再興の志を持つ者、さらに、三種の神器のひとつ、神璽を奪い去る事件をひきおこす者まで現れたのである。室町幕府の抱える矛盾や天皇家の闇を、少ない史料を丹念に集め実証。近・現代史にも影を落とすその歴史に光をあてる。新知見を盛り込んだ後南朝史の決定版。

目次

序章 後南朝とは
第1章 南北合体、一天平安
第2章 後亀山法皇とその周辺
第3章 南朝皇胤と室町幕府
第4章 禁闕の変
第5章 長禄の変
終章 後南朝の終焉

著者紹介

森 茂暁 (モリ シゲアキ)  
1949年、長崎県生まれ。九州大学大学院博士課程中退。現在、福岡大学教授。文学博士(1985年九州大学)。日本中世史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)