代官の日常生活 江戸の中間管理職
角川ソフィア文庫 I126−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2015年5月 |
ISBNコード |
978-4-04-409220-7
(4-04-409220-6) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 300P 15cm |
商品内容
要旨 |
商人から賄賂を受け取り、過重な年貢を強いる―時代劇などで悪の権化のように描かれ続けてきた「代官」。しかしその実態は、部下の不始末に悩まされ、頻繁な転勤や多額の借金に苦労しながらも、全国400万石におよぶ幕府直轄領(天領)の徴税システムを支えた「江戸の中間管理職」であった。1200人を超える江戸幕府の代官たちの経歴を丹念に調査。悲喜こもごもの実態を通して、幕府という組織の本当の姿を照らし出す。 |
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目次 |
序章 代官の虚像と実像 |
おすすめコメント
時代劇でおなじみの代官。悪の権化のように描かれてきた彼らは現代のサラリーマンであった。400万石の幕府の経済基盤を支えた代官を理解すれば、江戸幕府がなぜ270年もの間存続できたかが見えてくる。