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日本の民俗 暮らしと生業

角川ソフィア文庫 J110-2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-04-409475-1
4-04-409475-6
税込価格 1,408円
頁数・縦 298P 15cm
シリーズ名 日本の民俗

商品内容

要旨

「神は季節の変わり目に遠くから訪れ、村人の前に姿をあらわす」。師・折口信夫の「まれびと」論に目を開かされ、ハレとケのリズムとともに年を過ごす日本人の姿を追い続けた眼差しは、何を捉えてきたのか。正月や盆などの年中行事から、農村の田植えや漁村の海女、その他巫女や人形まわし―共同体の内に入って語り、距離を置いて眺めてこそ写し得た、日本古来の暮らしと生業。変貌し続ける伝承と習俗の真の姿がここにある。

目次

正月
盆行事
稲作
漁村の暮らし
海女
巫女
人形まわし
木地師
さまざまな生業
運ぶ

親族集団
人生儀礼
正月と盆
悲しき南島の稲作
漁村妻良に暮らして
「いたこ」と「おしら祭文」
よみがえりの願望

著者紹介

芳賀 日出男 (ハガ ヒデオ)  
1921年中国大連市生まれ。写真家。慶應義塾大学文学部卒業。1950年日本写真家協会に創立者として入会。写真家として日本国内、世界101か国を撮影。1970年大阪万博“お祭り広場”のプロデューサーを務め、日本の祭り、世界の祭りを公演。1973年全日本郷土芸能協会を創立。1988年オーストリア・ウィーン市より栄誉功労銀勲章。1989年紫綬褒章、1995年勲四等旭日小綬章受章。1997年日本写真家協会名誉会員・2009年オーストリアより科学・芸術功労十字章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)