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地図で解く世界史探究Atlas

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-04-606953-5
4-04-606953-8
税込価格 2,145円
頁数・縦 367P 21cm

商品内容

要旨

地図をきっかけに世界史を考える!地図は、情報の宝庫です。言葉を使って説明すると何文字もかかる内容が、1枚のビジュアルで表現されています。そう1枚が頭に入っているだけで、入試という短時間の決戦において引き出せる情報の量と質が格段に変わるでしょう。頭の中に地図帳=Atlasを飼いならしましょう。本書は、過去の大学入試問題を解きながら、世界史の流れがわかるように構成しました。入試問題で高得点を取るために、知識の整理&解き方のコツを学んでいきます。

目次

第1章 古代オリエント
第2章 古代ギリシア・ヘレニズム
第3章 古代ローマ
第4章 古代南アジア・東南アジア
第5章 中国文明〜漢
第6章 魏晋南北朝時代〜唐
第7章 宋・元(モンゴル帝国)
第8章 明・清
第9章 イスラーム史
第10章 中世ヨーロッパ1
第11章 中世ヨーロッパ2
第12章 近世ヨーロッパ1
第13章 近世ヨーロッパ2
第14章 近代欧米史1
第15章 近代欧米史2
第16章 アジアの植民地化・帝国主義
第17章 二度の世界大戦と戦間期
第18章 戦後と現代世界

出版社・メーカーコメント

世界史の大学入試問題において、地図問題は厄介な出題が多いです。その癖、出題頻度が高いかと言われるとそれほどでもない、かといって無視していいほど全く出ないわけでもない、という何とも微妙なライン。しかし、そんな地図問題ですが、マスターしておくと「かなりの」メリットがあります。それは、「言葉で説明しづらいことを、視覚的に理解できる」というものです。地図問題に精通すれば、「一問一答は完璧なのにイマイチ点数が伸びない」「近代史などでいろいろな出来事が混ざってしまい頭の中で整理ができない」といったお悩みの打開策になるのです。さらにこの問題集は「地図問題に特化している」というよりも、「地図をきっかけに世界史を「考える(解く)」」ことをコンセプトにしています。とりわけ世界史を理解・解答する上で、「地図」は非常に便利なツールです。地図を身につければ世界史の難問完全制覇も夢ではありません。問題は、幅広い大学の過去問をもとにし、通史がおさらいできるように構成しています。世界史の流れを理解したうえで、解き方のコツが身につく59題を集めた問題集です。

著者紹介

伊藤 敏 (イトウ ビン)  
東京都出身。代々木ゼミナール世界史講師。筑波大学を卒業後、同大学院にて修士号を取得し、博士後期課程単位取得退学。高校非常勤講師や塾講師を経て、2019年より代々木ゼミナール講師として首都圏や北海道などで活動。「地図や地理の感覚がないと世界史は到底理解できない」という信条のもと、地図や図解を駆使した授業で早慶合格者からも厚い支持を受ける。黒板にフリーハンドで描かれる正確無比な地図に魅了される受験生も多く、「地図の鬼神」という異名を持つ。授業では、言語、思想、宗教、軍事など様々な分野にわたる知識を、世界史を楽しみながら学ぶことができる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)