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カミの現象学 身体から見た日本文化論

角川叢書 25

出版社名 角川書店
出版年月 2003年8月
ISBNコード 978-4-04-702125-9
4-04-702125-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 282P 20cm

商品内容

要旨

宮古島の「六月ニガイ」、宮崎県の「銀鏡神楽」、長野県の「遠山の霜月祭り」など、実際に見聞した日本各地の祭りや神楽、宗教的な儀礼や行法から、子どもの遊びといった日常の行為まで、具体例をあげながら、「自分と自分以外のものとの間の回路」としての「穴」をキーワードに、身体にいわば埋蔵された日本文化を解明する。「宗教」と「芸術」の隙間を思考する、独創的な論考。祭りを体験しながら、身体が変容する、現代の「変身物語」でもある。

目次

序章 からだに穴が開く
第1章 穴を発掘する
第2章 穴の“かたち”
第3章 穴の複合としての「祭り」
第4章 穴の射程
終章 “際”の思考から、“穴”の思考へ

出版社
商品紹介

日本各地の祭りや神楽、宗教儀礼から、子どもの遊びといった日常の行為まで、「自分以外のものと自分との間の回路」としての「穴」をキーワードに、身体に残る日本文化を解明する。

著者紹介

梅原 賢一郎 (ウメハラ ケンイチロウ)  
1953年、京都市生まれ。1982年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻は美学・芸術学。現在、滋賀県立大学助教授。各地の祭りや儀礼などを探訪し、芸術や宗教について、身体を軸に、新しい視座から思索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)