儀礼から芸能へ 狂騒・憑依・道化
角川叢書 54
出版社名 | 角川学芸出版 |
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出版年月 | 2011年9月 |
ISBNコード |
978-4-04-702154-9
(4-04-702154-7) |
税込価格 | 3,630円 |
頁数・縦 | 237P 20cm |
商品内容
要旨 |
中世の寺社では、境内で呪術性を濃厚に含んだ身体表現をともなう熱狂的な舞台が繰り広げられたが、それは民衆にとっての身近な芸能でもあった。本書では、延年・修正会・修二会など、現在に伝承される宗教儀礼における咒師の作法や僧侶による滑稽芸が、猿楽や田楽へと発展する道筋を追う。法隆寺、興福寺、薬師寺、東大寺など、南都寺院とかかわりの深い芸能を中心に、民俗学的な視点から芸能発生の多様性を浮き彫りにする。 |
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目次 |
第1章 延年の誕生―衆徒の祭儀と児の歌舞 |
出版社 商品紹介 |
「延年」や東大寺の修二会、薬師寺の花会式などの寺院の諸行事など、時に呪術的、時に熱狂的な祭儀に、芸能発生との密接な関係性を探る。 |