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俳句のはじまる場所 実力俳人への道

角川選書 410 沢俳句叢書 第5篇

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-04-703410-5
4-04-703410-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 285P 19cm

商品内容

文学賞情報

2007年 第22回 俳人協会評論賞受賞

要旨

なぜ俳句を作るのか、なぜ季語を含むのか、なぜ縦に書くのか、写生とは何か、など、俳句を志す人が一度は突き当たる疑問・難問を丁寧に説明。「俳句は挨拶なり」という名言を軸に、古代歌謡・和歌・連歌・俳諧などの詩歌文芸の系譜に現代俳句を位置付けて、「俳句とは何か」を懇切に伝授する一冊。

目次

俳句を志すひとへ
なぜ俳句を作るのか
境界を越えた冒険者たち
俳句異界論
発句と俳句
挨拶の起源
挨拶の重要性
近代の挨拶
挨拶と句会と
俳諧・俳句の思想
俳句における志
なぜ俳句を縦に書くか
仮名遣いは思想である
なぜ俳句は季語を含むのか
定型が大前提
切字―この不思議なるもの
文語をもって詠む
取合せの試み
取合せ俳句の源流
写生とはなにか

出版社
商品紹介

俳句を志す人ならば、一度は突き当たる疑問・難問を丁寧に解説。俳句とは万物への挨拶なり。基本を押えつつ、俳句創作の極意を伝授。

おすすめコメント

俳句とは万物への挨拶なり。基本を押えつつ、俳句創作の極意を伝授します。なぜ俳句を作るのか。なぜ俳句には季語を含むのか。なぜ俳句は縦に書くのか。など、俳句を志す人ならば、一度は突き当たる疑問・難問を丁寧に解説。豊富な実作例で俳句の極意を伝授してくれる、実力俳人養成講座。

著者紹介

小澤 實 (オザワ ミノル)  
昭和31年(1956)、長野市生まれ。昭和59年、成城大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。十五年間の「鷹」編集長を経て、平成12年(2000)4月、俳句雑誌「澤」を創刊、主宰。平成10年、第二句集『立像』によって、第二十一回俳人協会新人賞受賞。平成17年、第三句集『瞬間』によって、第五十七回読売文学賞受賞(ともに角川書店刊)。俳人協会幹事、産経新聞俳壇選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)