空海の企て 密教儀礼と国のかたち
角川選書 437
出版社名 | 角川学芸出版 |
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出版年月 | 2008年11月 |
ISBNコード |
978-4-04-703437-2
(4-04-703437-1) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 246P 19cm |
商品内容
要旨 |
平安時代の8世紀、護持僧として天皇の身体を守り、さらには国家鎮護の加持祈祷へと密教儀礼を国家規模に推し進めた空海。密教の即身成仏の思想を国家との「入我我入」というかたちで密教と国家を結びつけ、宮内大内裏に密教道場の真言院を設立して天皇と国家の鎮護を祈祷した。国の中枢に注入したこれらの密教コードによって、空海がいかにして宮内祭祀と国家統治のシステムをつくりあげたか。壮大なスケールで構想されたその企てを描く。 |
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目次 |
空海の「密教コード」 |
出版社 商品紹介 |
国の中枢に注入した密教コードによって、宮中祭祀と国家統治のシステムをつくりあげた空海の、壮大な企てを探る。 |
おすすめコメント
密教コードによって国のかたちをつくりあげた空海。その企ての全貌を探る。平安時代に天皇の護持から国家鎮護の加持祈祷へと、密教儀礼を国家規模に推し進めた空海。国の中枢に注入したこれらの密教コードによって、宮中祭祀と国家統治のシステムをつくりあげた空海の、壮大な企てを探る。