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信長革命 「安土幕府」の衝撃

角川選書 484

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-04-703484-6
4-04-703484-3
税込価格 2,090円
頁数・縦 283P 19cm

商品内容

要旨

若き日の織田信長は伝統的な室町幕府体制に理解を示していた。その彼がなぜ天下人をめざしたのか。大量殺戮戦を可能とした火縄銃・大砲による軍事革命、キリスト教の浸透、基軸通貨だった中国銭の信用不安。戦国時代末期の島国日本を襲った未曾有の危機に、信長は卓抜した合理思想・実力主義で改革を断行していく―。日本史上類を見ない大変革を図った「安土幕府」の実態に、良質な史料と最新の発掘成果から徹底的に迫る。

目次

改革者の正体
第1部 軍事革命と海洋国家(境界から生まれた新時代
環伊勢海政権の時代)
第2部 預治思想による天下統一(東アジア世界の「安土幕府」
革命前夜)
第3部 軍事大国から官僚国家へ(政権交代
偃武の思想)
新たな時代像を求めて

出版社
商品紹介

日本史上類を見ない国家システムの大変革を図った「安土幕府」の実態に良質な史料、調査研究から徹底的に迫る。

著者紹介

藤田 達生 (フジタ タツオ)  
1958年、愛媛県生まれ。1987年、神戸大学大学院博士課程修了、学術博士(神戸大学)。同年、神戸大学大学院助手。現在は三重大学教育学部教授、三重大学歴史都市研究センター長。専攻は日本中世史・近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)