てんてん 日本語究極の謎に迫る
角川選書 500
出版社名 | 角川学芸出版 |
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出版年月 | 2012年1月 |
ISBNコード |
978-4-04-703500-3
(4-04-703500-9) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 211P 19cm |
商品内容
要旨 |
“かな”を濁った音にする「てんてん」は、近代に発明された記号である。『古事記』『万葉集』など万葉仮名で書かれた日本語には、濁音で始まる言葉はほとんどなく、江戸の人々は、「てんてん」がつかない文章でも、状況に応じて濁る・濁らないを判断していた。自然の音を言葉にする能力に長けた日本人の精神性に根ざした「てんてん」の由来と発明の真相に迫る。 |
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目次 |
第1章 日本語の増殖 |
出版社 商品紹介 |
万葉仮名に始まり、ひらがな・カタカナの誕生から、濁点発明の瞬間まで――。日本語の変遷の謎を次々に解き明かし、日本語から「歴史」をあぶりだした、ダイナミックな日本語論。 |