• 本

中世尼僧愛の果てに 『とはずがたり』の世界

角川選書 501

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-04-703501-0
4-04-703501-7
税込価格 1,870円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

『とはずがたり』は、後深草天皇の御所で育った作者・二条が自らの愛の遍歴と、尼となって東国・西国を旅した様子を綴った自叙伝だ。宮廷内の複雑な男女関係を披瀝したためか、昭和25年に一般公開されるまで、宮内庁に秘蔵されていた。二条はなぜ自分の過去を書き残したのか?読者を作品の中に引き込む劇的構成と、繰り返される言葉の効果を明らかにしながら、謎に包まれた『とはずがたり』の真相に迫る。

目次

序 自伝を読む行為の原点―誤解の始まり
第1章 執筆の動機―今、ここにありて
第2章 表現への執着―見ぬことも書く才能
第3章 制御できぬ心の自覚―過去への内省
第4章 異性への懐疑、あるいは怒り―聖と俗の交錯
第5章 旅修行を記す意味―心の安寧を求めて

出版社
商品紹介

『とはずがたり』という作品は、長い間、誤解されてきたのではないだろうか。中世の宮廷女房、二条が書き残したわけを問い直す。著者の新たな試み。

著者紹介

日下 力 (クサカ ツトム)  
1945年、新潟県佐渡生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。専攻は軍記物語を中心とした中世文学。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)