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禅語を読む

角川選書 549

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-04-703549-2
4-04-703549-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 299P 19cm

商品内容

要旨

「仏心第一、経典第二」と叫び、坐禅を通して仏陀の心を追体験、自身が仏になることを求めた禅の祖師たち。その語録を辿ると、血の滲むような修行と悟りの歓喜、そして「閃電光、撃石火」の禅問答が蘇ってくる―。初祖・達磨の『二入四行論』をはじめ、日中禅宗史を飾る38の禅語録と、西田幾多郎ら禅の哲学者の言葉を紹介。傑出した僧の生き様と固有の禅風を愉しみ、1500年の禅の思想を一望する。禅入門の決定版!

目次

序章 禅の語録を読むために(宗教と聖典
禅の語録とは何か)
第1章 中国の禅僧たちの語録(隋・唐時代の語録
宋・元・明時代の語録)
第2章 日本の禅僧たちの語録(日本の禅語録の特色
空前の新仏教
禅宗の日本化
禅僧たちの面目)
第3章 禅の思想的表現(近代日本禅の先覚者
禅の思想的展開)

出版社
商品紹介

達磨以来、1400年の歴史をもつ禅宗を中国・日本の祖師たちの語録によって辿り、自分とは何か、どう生きるか、死んだら何処へ行くのかといった、切実な人生の問いに応える禅の知恵を解きあかす。禅入門の決定版。

著者紹介

西村 惠信 (ニシムラ エシン)  
1933年、滋賀県生まれ。花園大学名誉教授、(公財)禅文化研究所々長。2歳で出家し、臨済宗妙心寺派の僧籍に入る。花園大学仏教学部卒業後、南禅寺僧堂柴山全慶老師に参禅。米国へ留学(キリスト教研究)。京都大学大学院博士課程(宗教哲学)修了。文学博士。花園大学教授、同学長を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)