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血翼王亡命譚 祈刀のアルナ 1

電撃文庫 3073

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-04-865765-5
4-04-865765-8
税込価格 649円
頁数・縦 298P 15cm
シリーズ名 血翼王亡命譚

商品内容

要旨

“私は駄目な王女だからね。自分のために命を使いたいの”耀天祭の終わり、赤燕の国の第一王女が失踪した―。だが、それは嘘だと俺は知っている。太陽を祀る五日間、彼女は王族の在り方に抗い、その想いを尽くしただけ…。突如国を追われた王女アルナリス、刀を振るうしか能のない幼馴染みの護衛ユウファ、猫の血を秘めた放浪娘イルナに人語を解する燕のスゥと軍犬のベオル。森と獣に彩られた「赤燕の国」を、奇妙な顔ぶれで旅することになった一行。予期せぬ策謀と逃走の果て、国を揺るがす真実を目にした時、彼らが胸に宿した祈りとは―。これは歴史の影に消えた、儚き恋の亡命譚。第22回電撃小説大賞“銀賞”受賞作!

おすすめコメント

国を追われた王女と血染めの護衛剣士 二人の運命を描く、珠玉のファンタジー。第22回電撃小説大賞<銀賞>受賞作! [私は駄目な王女だからね。自分のために命を使いたいの] この日、赤燕の国(レポルガ)の国史には第百三十二代王位継承者アルナリス=カイ=ベルヘスと、その護舞官ユウファ=ガルーテンが失踪したと記された。だが、それは嘘だと俺は知っている。太陽を祀る五日間、彼女は王族の在り方に抗い、その想いを尽くしただけだった……。突如国を追われた王女アルナ。刀を振るうしか能のない護衛剣士ユウファ。猫の血を身に宿した放浪娘イルナ。人語を解する燕のスゥと、軍犬のベオル。森と獣に彩られた赤燕の国を、奇妙な顔ぶれで旅することになった一行。予期せぬ策謀と逃走の果て、国を揺るがす真実を前にして彼らが胸に宿した祈りとは――。これは歴史の影に消えた、儚き恋の亡命譚。

著者紹介

新 八角 (アタラシ ヤスミ)  
『血翼王亡命譚(1)祈刀のアルナ』で第22回電撃小説大賞“銀賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)