鉄道の音
アスキー新書 100
出版社名 | アスキー・メディアワークス |
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出版年月 | 2009年3月 |
ISBNコード |
978-4-04-867666-3
(4-04-867666-0) |
税込価格 | 869円 |
頁数・縦 | 190P 18cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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耳をすませてごらん
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- (有)フジヤ書店 (北海道網走市)
著者はバンド「カシオペア」のキーボード担当、向谷実氏です。かねてから鉄道ファンであった向谷氏の鉄道本は、いろんな音にあふれたものになりました。車内アナウンスや車掌放送、発車メロディーなどミュージシャンならではの着眼点に注目です。実際にシュミレーターで車内アナウンスを体験、人前で話すことに慣れているとはいえ、小さい頃からの夢が叶って大興奮&大緊張。そしてかぶりつきで取材したのでしょうか?始発駅から終点駅までの車掌アナウンス、「出発進行!」などの喚呼などが一覧表になっているので、車内に持ち込んで乗りながら読みながら、道中楽しめる構成にもなっています。発車メロディーを作曲した時の苦労話も盛りだくさんです。各駅のイメージを大事にし、騒音にも負けない工夫をこらすなど、ここでしか聞けない話がいっぱいです。どれも耳ざわりがよく、思わず口ずさんでしまいそうな曲ばかりで、電車の待ち時間が楽しくなることまちがいなし!です。
(2009年3月30日)
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商品内容
要旨 |
改札を抜けると構内アナウンス、電車の接近音、走行音、ドア開閉のガタガタいう音や発車メロディがサラウンドで迫ってくる。列車に乗れば、ドアの閉まるエア音にモーター音、車内アナウンス、レールのジョイント音が響く―。音楽業界随一の鉄道ファンが、奥が深くて楽しい鉄道の音=「鉄音」の魅力を存分に語る。 |
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目次 |
第1章 人生はジョイント音に乗って |