• 本

春夏秋冬代行者 〔3〕

暁の射手

電撃文庫 4005

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-04-914686-8
4-04-914686-X
税込価格 792円
頁数・縦 403P 15cm
シリーズ名 春夏秋冬代行者

商品内容

要旨

「彼の者の名を『花矢』と言う」季節は、如何にして齎されるのか?その問いに人の子らはこう答える。「四季の代行者」が神々より賜りし権能で春夏秋冬を大地に巡らせるからだと。では朝と夜は?同じく人は告げる。「巫の射手」が空に矢を放ち、その矢が朝と夜の天蓋を切り裂くのだと。黎明二十年、島国『大和』の北端に位置する大地エニシに一人の少女がいた。姓に神職を冠す巫覡の一族の末裔、代行者と同じく神の御業を担う者。大和に朝を齎す「暁の射手」その人だ。少女花矢は今日も民に紛れ学舎に通う。傍に美貌の青年を従える彼女が、大和にただ一人の『朝』だとは誰も知らない。花矢と弓弦。少女神と青年従者の物語は、いま此処から始まる。

出版社・メーカーコメント

これはもうひとつの春夏秋冬代行者たちの物語。四季の代行者と同じく神々に力を与えられた存在であり、大和に北から朝を齎す現人神、暁の射手。そしてその射手を護衛する、守り人。巫覡花矢と、巫覡弓弦。少女神と青年従者の物語が、いま始まる。