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赤江瀑の「平成」歌舞伎入門

学研新書 007

出版社名 Gakken
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-05-403474-7
4-05-403474-8
税込価格 770円
頁数・縦 195P 18cm

商品内容

要旨

四〇〇年の時を超えて、いまなお伝統芸能の頂点に燦然と輝く歌舞伎。平成の世を迎えて、一気に華やぎを放射するその魅力の正体を、確かな審美眼で独自の美学を紡ぎつづける作家・赤江瀑が説き明かす。

目次

第1の章 歌舞伎の正体(弱肉強食の野に棲む巨大な怪獣
群雄割拠する平成歌舞伎)
第2の章 獅子の孤独(欲望という闘身に潜む空洞
役者の「土台」
魔法のような神通力の宇宙)
第3の章 歌舞伎の宝石(名優たちの去った野の後の光景
飽くなき女形たちの古典への食欲
色悪考)

著者紹介

赤江 瀑 (アカエ バク)  
1933年、山口県下関市生まれ。日本大学芸術学部演劇科に在学中より、詩作、脚本などを手がけ、70年、「ニジンスキーの手」で第15回小説現代新人賞を受賞。74年に『オイディプスの刃』で第1回角川小説賞を受賞。83年に『海峡』と『八雲が殺した』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)