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将軍の料理番

学研M文庫 こ−12−1 包丁人侍事件帖

出版社名 Gakken
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-05-900591-9
4-05-900591-6
税込価格 681円
頁数・縦 277P 15cm

商品内容

要旨

江戸城の台所人、鮎川惣介は天性の鋭い嗅覚の持ち主である。将軍、家斉に気に入られ話し相手をさせられているうちに『台所人に身をやつした御庭番』などと陰口を言われる始末。幼なじみの御広敷の添番、片桐隼人と大奥で起こった盗難事件を調べていくうちに陰謀の臭いが漂い始める。御膳所に京料理人、桜井雪之丞が現れ、怪しい行動をとる。惣介は曲亭馬琴に相談するが、謎は深まるばかりだった。

おすすめコメント

将軍の料理人・鮎川惣介の勤める江戸城の御膳所に、京から謎の料理人桜井雪之丞がやって来た。大奥での盗難、夜鷹殺し、放火など、事件の陰には必ず雪之丞の姿が…。惣介が自慢の嗅覚で解決する事件の背後には、将軍家斉公の継嗣にからむ闇の手が働いていた!

著者紹介

小早川 涼 (コバヤカワ リョウ)  
三重県伊勢市生まれ。愛知教育大学教育学部教職科心理学教室卒業。高校時代より日本史、特に江戸の研究を始める。趣味は古典文学、時代小説、国内外の推理小説の濫読。小学校教諭、中学校講師などを経て現在に至る。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)