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戦国武将からの手紙 乱世を生きた男たちの素顔

学研M文庫 よ−3−2

出版社名 Gakken
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-05-901220-7
4-05-901220-3
税込価格 734円
頁数・縦 300P 15cm

商品内容

要旨

戦国時代、人と人を結ぶ主な通信手段は手紙であった。公文書として残された手紙のほかに、家臣への戒めや、家族への深い愛情が込められた書信が、いまも多く残されている。手紙からは、現代人が想像する戦国武将とはかけ離れた、人間くさい一面が垣間見られ、そしてまた、大事件の裏側を推測することができる。武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、伊達政宗ら、乱世を駆け抜けた男たちの素顔に迫り、戦国時代の意外な真実を読み解く。

目次

武田信玄―修羅と野望の果て
上杉謙信―戦いを嫌った「軍神」
毛利元就・隆元―説教癖が家運を落とす
織田信長―戦国覇王は気配り上手
武田勝頼―信玄の軛から逃れられず
上杉景勝―義父の衣鉢を継ぐ
細川幽斎―「史実」を捏造した教養人
森長可・忠政―戦国武将の哀しみ
島津義久・義弘―抗戦と妻への恋文
豊臣秀吉―おとぼけに隠された冷徹な素顔
前田利家・利長―織田部将の誇りと現実
加藤清正―「鬼上官」の素顔
徳川家康―手紙の使い方も狸爺
徳川秀忠―土人形の正体
黒田如水・長政―賭博師の過剰な自負心
真田昌幸―小大名の処世術
真田信幸・幸村(信繁)―家と名を残した兄弟
伊達政宗―遅れてきた英雄は手紙魔

おすすめコメント

明智光秀の手紙は捏造されていた!?武田信玄が父・信虎を追放した裏側を暴く手紙の存在…上杉謙信、豊臣秀吉、織田信長、徳川家康、伊達政宗たちが残した手紙が物語る、「本能寺の変」「関ヶ原の戦い」などの大事件の裏側と戦国武将たちの隠された素顔!

著者紹介

吉本 健二 (ヨシモト ケンジ)  
1967年、和歌山県に生まれる。東京大学文学部倫理学科卒業後、同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。評論活動を経て、戦国時代を中心とした小説を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)