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徒然草

学研M文庫

出版社名 Gakken
出版年月 2001年11月
ISBNコード 978-4-05-902051-6
4-05-902051-6
税込価格 572円
頁数・縦 217P 15cm

商品内容

要旨

平安末期から鎌倉初期の乱世を見つめた鴨長明。鎌倉幕府の滅亡から南北朝の争乱へとつづく、激動の時代に生きた吉田兼好。現世を捨てて、それぞれ出家遁世の道を選んだ二人は、はげしく変転する世の中に何を見たのだろうか。中世随筆文学の傑作は、現代に生きる私たちに、人生とは何かを鋭く問いかけ、生きるヒントを与えてくれる。

目次

徒然草(つれづれなるままに
世の中に
花はさかりに)
方丈記(ゆく河の流れは
いま、日野山の奥に)

著者紹介

山崎 正和 (ヤマザキ マサカズ)  
1934年、京都市に生まれる。京都大学文学部美術学科卒業、同大学大学院美学美術史学専攻博士課程修了。1963年『世阿弥』を発表して、岸田国士戯曲賞を受賞。その後『実朝出帆』など数多くの戯曲を書き、84年には、『オイディプス昇天』で読売文学賞を受賞した。深い学識と視野の広さから評論家としても活躍。読売文学賞を受賞した『鴎外闘う家長』をはじめ、『劇的なる日本人』『室町記』『不機嫌の時代』などの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)