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偽書作家列伝

学研M文庫

出版社名 Gakken
出版年月 2001年11月
ISBNコード 978-4-05-902055-4
4-05-902055-9
税込価格 715円
頁数・縦 317P 15cm

商品内容

要旨

ゲーテの恋文を贋作しつづけた閨秀作家、早熟の天才的文学詐欺師チャタトン、3万通もの架空の古文書を書きまくった不世出の能筆家…。妄想を際限なく肥大させ、盗作に盗作を重ねつつ、異様な情熱をもって「ニセモノ」を造りつづけた偽書作家たち。その類稀なる文才は、彼らに何をもたらしたのか?真贋をめぐる滑稽な論争からは、文化の道化た裏面が見えてくる。倒錯した表現者たちの系譜をさぐる、ユニークな列伝エッセイ。

目次

Haresuはまた来る―エーゴン・フリーデル
サタンの偽者―ヴィルヘルム・ハウフ
蚤と才女―ゲーテ偽作とベッティーナ・フォン・アルニム
天使と悪党の間―トマス・チャタトン
シェイクスピアを作る少年―W.H.アイアランド
偽温泉誌漫遊記―ハインリヒ・ホフマン
フランス万歳―ヴラン=ドニ=リュカVS.M.シャスル
ある錬紙術師の冒険―コンスタンティン・シモニデス
歴史を偽造する男―フリードリヒ・ヴァーゲンフェルト
王妃の真肇―マリー=アントワネットをめぐる偽書簡
寸借詐欺師リスト―マリー・ルイーゼ・ブラウン
二十世紀の錬金術師―フランツ・タウゼントvs.ハワード・ヒューズ
肖像ノイローゼ症候群―ディプロマ詐欺師たち
ボヘミアの薔薇―ケーニンギンホーフ手稿
贋物創始―ウラ・リンダ年代記
中世貸します―コンスタンティヌス大帝贈与
偽書検閲官の偽書―ヴィテルボのアンニウス

著者紹介

種村 季弘 (タネムラ スエヒロ)  
1933年、東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。作家、ドイツ文学者。ホッケ、マゾッホなどの著作を翻訳しつつ、多彩な評論活動を展開。マニエリスム、ペテン師、怪物、錬金術、温泉、奇想、食物などをめぐって、博覧強記に裏打ちされたジャンルを横断するエッセイを書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)