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若者殺しの時代

講談社現代新書 1837

出版社名 講談社
出版年月 2006年4月
ISBNコード 978-4-06-149837-2
4-06-149837-1
税込価格 770円
頁数・縦 201P 18cm

商品内容

要旨

クリスマスが恋人たちのものになったのは1983年からだ。そしてそれは同時に、若者から金をまきあげようと、日本の社会が動きだす時期でもある。「若者」というカテゴリーを社会が認め、そこに資本を投じ、その資本を回収するために「若者はこうすべきだ」という情報を流し、若い人の行動を誘導しはじめる時期なのである。若い人たちにとって、大きな曲がり角が1983年にあった―80年代に謎あり!ずんずん調べてつきとめた。

目次

第1章 1989年の一杯のかけそば
第2章 1983年のクリスマス
第3章 1987年のディズニーランド
第4章 1989年のサブカルチャー
第5章 1991年のラブストーリー
第6章 1999年のノストラダムス
終章 2010年の大いなる黄昏あるいは2015年の倭国の大乱

おすすめコメント

「ずんずん調査」のホリイが調べ上げた!喰うにゃ困らん、生きるに困る。今の若者はなぜ息苦しさをおぼえるのか?謎は80年代にあった。ニッポンの曲がり角をユニークな視点で探る。

出版社・メーカーコメント

ずんずん調査のホリイ博士が80年代と対峙クリスマス・ファシズムの勃興、回転ベッドの衰退、浮遊する月9ドラマ、宮崎勤事件、バブル絶頂期の「一杯のかけそば」騒動……あの時なにが葬られたのか?

著者紹介

堀井 憲一郎 (ホリイ ケンイチロウ)  
1958年生まれ。京都市出身。コラムニスト。週刊文春にて「ホリイのずんずん調査」を連載中。TVウォッチャーとして、テレビ・ラジオにときどき出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)