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日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか

講談社学術文庫 1501

出版社名 講談社
出版年月 2001年6月
ISBNコード 978-4-06-159501-9
4-06-159501-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 380P 15cm
シリーズ名 日本の中の朝鮮文化

商品内容

要旨

朝鮮半島からの渡来人を抜きに日本の古代は語れない。全国に分布する彼らの高い文化水準を伝える遺跡に注目した著者は、二十年余にわたる踏査の旅へ出発した。次々と掘り起こされる、忘れられあるいは隠された真実。そこから考察された両国・両民族の歴史的関係は我々を呪縛する“帰化人”史観の訂正を迫る。壮大な紀行の第一歩となった本巻は、関東編を収録する。

目次

相模国の遺跡
武蔵野の年輪
北多摩の古墳
甲州街道から浅草へ
武蔵を後に下野へ
足利・秩父の渡来人
房総・常陸をたずねて
上野に残された痕跡

著者紹介

金 達寿 (キム タルス)  
1919年、朝鮮・慶尚南道で生まれ、1930年に渡日。日本大学芸術科卒業。作家・古代史研究家。1977年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)