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医学の歴史

講談社学術文庫 1614

出版社名 講談社
出版年月 2003年9月
ISBNコード 978-4-06-159614-6
4-06-159614-4
税込価格 1,408円
頁数・縦 360P 15cm

商品内容

要旨

人類の歩みは絶えざる病との格闘であった。患者への温かい眼差しをもって治療に当たり、医療・医学の根源からの探究を志した病理学者が、人間の叡智を傾けた病気克服の道筋とそのドラマを追う。興味深い挿話、盛り沢山の引例、縦横に飛ぶ話柄。該博な知識と豊かな教養をもつ座談の名手が、洗練された名文で綴る人間味溢れる新鮮な医学史。

目次

第1章 人類と医学のあけぼの
第2章 イオニアの自然哲学とヒポクラテス
第3章 アテナイの輝きとアレクサンドリアの残光
第4章 イエス、ガレノス、そして中世
第5章 インドと中国の古代医学
第6章 シリア人とアラブ人の世界史的役割
第7章 芸術家と医師のルネサンス―中世からの「離陸」
第8章 科学革命の時代
第9章 近代と現代のはざまで
第10章 進歩の世紀の医師と民衆
第11章 西欧医学と日本人
第12章 戦争の世紀、平和の世紀

出版社・メーカーコメント

盛り沢山の挿話と引例。面白く読める医学史絶えざる病との格闘。人間の叡智を傾けた病気克服のドラマとは? 主要な医学書の他、思想や文学書の文章まで自在に引用し、人類の医学発展の歩みを興味深く語る

著者紹介

梶田 昭 (カジタ アキラ)  
1922年、岐阜県生まれ。東京大学医学部卒業。元東京女子医科大学教授。2001年1月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)