• 本

日本文化の形成

講談社学術文庫 1717

出版社名 講談社
出版年月 2005年7月
ISBNコード 978-4-06-159717-4
4-06-159717-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 250P 15cm

商品内容

要旨

日本列島を徹底踏査した民俗学の巨人が、『古事記』『日本書紀』『万葉集』『風土記』などの古代文献を読み返し、それらと格闘の末、生まれた日本文化論。稲作を伝えた人びと、倭人の源流、畑作の起源と発展、海洋民と床住居など、東アジア全体を視野に入れた興味深い持論を展開する。長年にわたって各地の民俗を調査した著者ならではの着想を含む遺稿。

目次

1 日本列島に住んだ人びと(エビスたちの列島
稲作を伝えた人びと)
2 日本文化に見る海洋的性格(倭人の源流
耽羅・倭・百済の関係
北方の文化
琉球列島の文化)
3 日本における畑作の起源と発展(焼畑
古代中国の農耕
渡来人と農耕)

出版社・メーカーコメント

民俗学の巨人が遺した日本文化の源流探究。生涯の実地調査で民俗学に巨大な足跡を残した筆者が、日本文化の源流を探査した遺稿。畑作の起源、海洋民と床住居など、東アジア全体を視野に雄大な構想を掲げる

著者紹介

宮本 常一 (ミヤモト ツネイチ)  
1907年、山口県に生まれる。天王寺師範学校卒。武蔵野美術大学教授。文学博士。日本観光文化研究所所長。1981年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)