
森のバロック
講談社学術文庫 1791
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2006年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-159791-4
(4-06-159791-4) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 419P 15cm |
商品内容
要旨 |
生物学・民俗学から神話・宗教学に精通、あらゆる不思議に挑んだ南方熊楠。那智の森の中に、粘菌の生態の奥に、直観された「流れるもの」とは何か。自然や人間精神の研究の末織り上げられた南方マンダラの可能性とは?後継者のいない南方熊楠の思想、「旧石器的」な思考の中に、著者は未来の怪物的な子供を見出す。対称性理論への出発点となった記念碑的著作。 |
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目次 |
第1章 市民としての南方熊楠 |
出版社・メーカーコメント
南方熊楠の思想に内蔵された未来的可能性。森の中に、粘菌の生態の奥に、直感される「流れるもの」。自然・民俗研究の末織り上げられた南方マンダラとは? 後継者を持たない思想が孕む怪物的子供の正体。