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東京望遠鏡

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 1989年12月
ISBNコード 978-4-06-184592-3
4-06-184592-6
税込価格 502円
頁数・縦 330P 15cm

商品内容

要旨

作家、作詞家、高級クラブの経営者といくつもの顔をもっていた著者が、直木賞受賞前後の、最も多忙をきわめた日日を、細密かつ正直につづった日記スタイルのエッセイ。芸能、スポーツ、文壇の名士たちとの華やかな交際のうらに垣間見える著家の素顔や本音がおもしろい上に、作家山口洋子の創作の秘密ものぞける好著。

目次

1984年(田淵選手日く「直木賞どうして貰わんかったン?」
「ね、先生、乳癌の検査してェ」
広岡さんのパンツを脱がせたのは誰だ!
おかまじゃない映画評論家、理想の愛人…
ああ東京で、中身の方を失えばよかったよ ほか)
1985年(21面相には阪神タイガースの匂いがする
新進女流作家は皆イモでがんばる
田尾はニューミュージックだから中日を出された!?
機内食がまずいとエンジン整備も悪い
休日の夜更けに本を買う女の不幸 ほか)
1986年(今年の姫はじめは義理ではなく愛情の湧く相手と
広岡さんがやめたのは「あの人に全て計られた」から?
チャーミングな男は正座でも逆立ちでもいい
左下の女遊びは握力強化の運動になる
寝つきのいい年増女は世のため男のためになる
仔豚の丸焼きと女は、期待すると旨くない ほか)
1987年(かの江夏氏はリリーフに立ったのか、させられたのか…
この年で処女はめずらしいと、いきなりホンバンを
椎名誠さんはホストクラブで受けますよ)