深川澪通り木戸番小屋
講談社文庫
| 出版社名 | 講談社 |
|---|---|
| 出版年月 | 1993年9月 |
| ISBNコード |
978-4-06-185484-0
（4-06-185484-4） |
| 税込価格 | 616円 |
| 頁数・縦 | ２７０Ｐ １５ｃｍ |
商品内容
| 要旨 |
川沿い澪通りの木戸番夫婦は、人に言えない苦労の末に、深川に流れて来たと噂されている。思い通りにならない暮らしに苦しむ人々は、この二人を訪れて知恵を借り、生きる力を取りもどしてゆく。傷つきながらも、まっとうに生きようとつとめる市井の男女を、こまやかに暖かく描く、泉鏡花賞受賞の名作集。 |
|---|
おすすめコメント
木戸番小屋の気の置けない夫婦に見守られた町の人々に訪れる、それぞれの転機。傷つき、苦しみながらも、夫婦の力を借りてふたたび立ち上がっていくちからづよさを、こまやかに描く。
出版社・メーカーコメント
江戸の庶民たちの、人情の綾を描く短編集。傷つきながらもまっとうに、おせっかいと知恵を出しあって生きる人々。過去を秘めて流れてきた木戸番の夫婦を中心に、市井のぬくもりを語る泉鏡花賞受賞の名作。