
僕が本当に若かった頃
講談社文芸文庫
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 1996年8月 |
ISBNコード |
978-4-06-196382-5
(4-06-196382-1) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 381P 16cm |
商品内容
要旨 |
障害を持つわが子と妻との日常、そして夥しい読書。少年の日の記憶、生の途上における人との出会い。「文章を書き、書きなおしつつ、かつて見たものをなぞる過程でしだいに独特なものを作ってゆく」という方法意識の作家「僕」が綴る、表題作等九篇の短篇小説。切迫した震える如き感動、時にユーモアと諧謔をたたえて還暦近づき深まる、大江健三郎の精神の多面的風景。 |
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出版社・メーカーコメント
還暦を前にした大江健三郎の精神の原風景。はるかな少年の日の記憶。生の途上における人との出会い、断絶。障害を持つわが子、妻との日常。人生の中のふるえる如き深い魂の祈りと感動を伝える短篇小説集。