商品内容
要旨 |
日本のなかば以上を所領した平家が、いま寸士も失って、水鳥の如く波間に漂う。思えば、入道清盛逝きて、わずか4年後の悲運である。最後の夢を彦島のとりでに託して、一門の船団は西へ西へと向う。史上名高い那須余一の扇の的、義経の弓流しなど、源氏がわの武勇をたたえる挿話のみが多い屋島の合戦。著者は眼を転じて、追われる平家の厳島祈願に込められた、惻々たる心情に迫る。講談社創業80周年記念出版。 |
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要旨 |
日本のなかば以上を所領した平家が、いま寸士も失って、水鳥の如く波間に漂う。思えば、入道清盛逝きて、わずか4年後の悲運である。最後の夢を彦島のとりでに託して、一門の船団は西へ西へと向う。史上名高い那須余一の扇の的、義経の弓流しなど、源氏がわの武勇をたたえる挿話のみが多い屋島の合戦。著者は眼を転じて、追われる平家の厳島祈願に込められた、惻々たる心情に迫る。講談社創業80周年記念出版。 |
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0100000000000006318585
4-06-196559-X
新・平家物語 13
吉川英治/著
講談社
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BK
出版社・メーカーコメント
入道清盛逝きてわずか四年後の平家の悲運。日本の半ば以上を所領した平家が、いま寸土も失って、水鳥の如く波間に漂う。最後の夢を彦島のとりでに託して、一門の船団は西へ西へと向うが、前途に光明はない