
駅・栗いくつ
講談社文芸文庫
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 1998年12月 |
ISBNコード |
978-4-06-197645-0
(4-06-197645-1) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 257P 16cm |
商品内容
要旨 |
「男と女のなかには距離がひそむ。親子のあいだにも寸法は残されている。駅も距離だし、国も距離だし、ことばも距離だし、風も著物も距離だ」(『駅』「さとがえり」)。男と女の縁、夫婦、親と子、幼な友達、嫁と姑。ささやかな日常の中に人生の機微を掬い取り、鮮やかに命を吹き込む幸田文の強靭な感性。連作的随筆『駅』の十二章と小説『栗いくつ』を収録。 |
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目次 |
駅(さとがえり |
出版社・メーカーコメント
夫婦・親子人生珠玉の機微を掬う随筆と小説男と女、夫と妻、親と子その様々の決して豊かではない生活の中に人情と思慮分別の在処を示す『駅』十二話。母と娘とお手伝い、三人の暮しを軸に描く『栗いくつ』