
金色の死 谷崎潤一郎大正期短篇集
講談社文芸文庫
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2005年3月 |
ISBNコード |
978-4-06-198398-4
(4-06-198398-9) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 282P 16cm |
商品内容
要旨 |
江戸川乱歩の「パノラマ島綺譚」に影響を与えたとされる怪奇的幻想小説「金色の死」、私立探偵を名乗る見知らぬ男に突然呼びとめられ、妻の死の顛末を問われ、たたみ掛ける様にその死を糾弾する探偵と、追込まれる主人公の恐怖の心理を絶妙に描いて、日本の探偵小説の濫觴といわれた「途上」、ほかに「人面疽」「小さな王国」「母を恋ふる記」「青い花」など谷崎の多彩な個性が発揮される大正期の作品群七篇。 |
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出版社・メーカーコメント
探偵小説の濫觴「途上」を含む大正期の短篇表題作のほか、「人魚の嘆き」「人面疽」「母を恋ふる記」「富美子の足」「青い花」など、怪奇的幻想的小説や谷崎の多彩な個性が発揮された大正期の作品群八篇。