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随筆三国志

講談社文芸文庫 はB13

出版社名 講談社
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-06-198478-3
(4-06-198478-0)
税込価格 1,320円
頁数・縦 250P 16cm

商品内容

要旨

流行りの梁父吟が大好きな諸葛孔明は当時のアプレ・ゲール!強靭なレトリックと博覧強記で縦横に古典を論じ、同じく乱世の修羅にある現代の貌を浮き彫りにする花田流三国志論。戦争中に書かれた比類なき抵抗の書『復興期の精神』から最後の著作『日本のルネッサンス人』まで首尾一貫、転形期の人間像を描き続けた花田清輝が、三国志に託して今の世界を、さらに歴史の未来を透視する知的興奮に満ちた一冊。

目次

1 随筆三国志(蜀犬、日に吠ゆ
怪力乱神を語る
二桃、三士を殺す
処士横議
良禽は木を選ぶ
燕人燕語
儒生、時務を知らず
説三分
飲馬長城窟行
豆は釜中に在って泣く
烏に反哺の孝あり
撃壌歌)
2 ロカビリーと諸葛孔明他(ロカビリーと諸葛孔明
通俗三国志
大衆芸術論
説三分)

出版社・メーカーコメント

諸葛孔明はロカビリアン?破天荒な三国志論伝統が新興勢力に場を譲った乱世。流行歌(梁父吟)を好む孔明は大衆のエネルギーの象徴。強靱な諧謔精神で三国時代から現代、さらに未来を透視する知的冒険の書

著者紹介

花田 清輝 (ハナダ キヨテル)  
1909・3・29〜1974・9・23。文芸評論家。小説家。劇作家。福岡県生まれ。京都大学英文科中退。戦時中に書き続け、1946年に刊行した『復興期の精神』は大胆な発想と巧みなレトリックで文化再生の道を示し、戦後の評論界に衝撃を与えた。野間宏、加藤周一らと綜合文化協会を、埴谷雄高、岡本太郎らと夜の会を作り活動。吉本隆明と論争する等、常に闘争的批評家であり続けた。B級文化、映画、演劇にも着目、新しい大衆概念に基づくアヴァンギャルド芸術を提唱した。1962年、『鳥獣戯話』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)