
暗夜遍歴
講談社文芸文庫 つF1
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2007年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-198495-0
(4-06-198495-0) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 420P 16cm |
商品内容
要旨 |
月子の父親が陥れられることによって登場した小田村大助。奪われるようにして小田村と結ばれた月子。政治と実業の世界の鬼であった小田村は、また、奔放な性を生き、女性遍歴を重ねていく。運命にもてあそばれた月子は、短歌に道を見出すことで、傷を癒し、自らを支えようとする。―息子・由雄の眼を通し、母・月子、父・大助の愛憎の劇を冷徹に描いた自伝的作品。亡き母への痛切なる鎮魂歌。 |
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おすすめコメント
父の力に抗いつつ短歌に生きた母への鎮魂歌――政治と実業の世界の鬼であり、奔放な性を生きた父によって運命をもてあそばれた母。短歌に道を見出すことで、自らを生き直す母の姿を感動的に追った自伝的長篇。
出版社・メーカーコメント
父の力に抗いつつ短歌に生きた母への鎮魂歌政治と実業の世界の鬼であり、奔放な性を生きた父によって運命をもてあそばれた母。短歌に道を見出すことで、自らを生き直す母の姿を感動的に追った自伝的長篇。