玻璃の家
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2009年3月 |
ISBNコード |
978-4-06-215311-9
(4-06-215311-4) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 368P 20cm |
商品内容
要旨 |
アメリカ・マサチューセッツ州の小都市。そこにはかつてガラス製造業で財を成した富豪が、謎の死を遂げた廃屋敷があった。11歳の少年コーディは、その屋敷を探索中に死体を焼く不審人物を目撃する。だが、少年は交通事故にあって以来、人の顔を認識できないという「相貌失認」の症状を抱えていた。視覚自体に問題はなく対象の顔かたちが見えてはいるものの、その識別ができないのだ。犯人は誰なのか?州警察から依頼を受けた日本人留学生・若き心理学者トーマは、記憶の変容や不完全な認識の奥から真相を探り出すために調査を開始する。真相に肉迫するにつれ明らかになる、怪死した富豪一族とこの難事件との忌まわしき因縁…。重厚な筆致と圧倒的な論理で織り成す、新感覚の本格ミステリー!第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。 |
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出版社 商品紹介 |
福山ミステリー文学新人賞第1回受賞作。殺人事件の目撃者は、人の顔を認識できない「相貌失認」の症状を抱えていた…。 |
出版社・メーカーコメント
福山ミステリー文学新人賞第1回受賞作! 殺人事件の目撃者は、人の顔を認識できない「相貌失認」の症状を抱えていた…。島田荘司が「傑作の領域にある」と絶賛の緻密で高度な本格ミステリーがここに!