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ゴーゴーAi アカデミズム闘争4000日

出版社名 講談社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-06-216785-7
4-06-216785-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 443P 19cm

商品内容

要旨

日本の解剖率は2%台で先進国中ぶっちぎりの最下位。犯罪行為や虐待が見逃される「死因不明社会」解消のためには、CTやMRIで死体の画像診断をすればいい。無名医師だった海堂尊は10年前にAi(死亡時画像診断)の概念を思いつく。「中立、平等、透明、迅速」なAiは、たちまち世に広まるかに思えたが、そこに立ちはだかったのは厚労省官僚と解剖に固執する“解剖至上主義者”たちの厚い壁だった。『チーム・バチスタ』をもしのぐ超興奮、苛立ちと爽快感が入り乱れる、前代未聞の知的ノンフィクション。

目次

第1部 海堂以前(土壌―1961年‐1999年
播種―1999年‐2001年
発芽―2002年‐2003年
双葉―2004年‐2005年)
第2部 海堂以後(繁茂―2006年‐2007年
青嵐―2008年‐2009年
開花―2010年‐2011年
飛翔 ほか)

出版社
商品紹介

Aiの社会的導入を図る海堂尊の前に立ちはだかる官僚と学会の厚い壁。「徹底的なシカト」など執拗な攻撃に海堂はついに立ち上がる。

おすすめコメント

バチスタとは異次元感覚の面白さ!バチスタシリーズを支えるリアルワールドが今、赤裸々に明かされる。ベストセラー作家vs.官僚・学会コングロマリットの壮絶バトルロワイヤル!「10年シカト」「連続ハシゴ外し」「怪文書攻撃」「卓袱台(ちゃぶだい)返し」など思わず絶句の仁義なき反撃にもメゲず、海堂尊は突き進む!日本の解剖率は2%台で先進国中ぶっちぎりの最下位。犯罪行為や虐待が見逃される「死因不明社会」解消のためには、CTやMRIで死体の画像診断をすればいい。無名医師だった海堂尊は10年前にA@(死亡時画像診断)の概念を思いつく。「中立、平等、透明、迅速」なA@は、たちまち世に広まるかに思えたが、そこに立ちはだかったのは厚労省官僚と解剖に固執する“解剖至上主義者”たちの厚い壁だった! 『チーム・バチスタ』をもしのぐ超興奮、苛立ちと爽快感が入り乱れる、前代未聞の知的ノンフィクション。

著者紹介

海堂 尊 (カイドウ タケル)  
1961年、千葉県生まれ。外科医、病理医を経て、独立行政法人放射線医学総合研究所Ai情報研究推進室室長。2008年、『死因不明社会 Aiが拓く新しい医療』(講談社ブルーバックス)にて第3回科学ジャーナリスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)