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「東京電力」研究排除の系譜

出版社名 講談社
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-06-217417-6
4-06-217417-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 399P 20cm

商品内容

要旨

安全神話を守るために安全を度外視する逆説。保守論壇を扶養し、最強の労働組合を潰し、カリスマ経営者を賞賛する―。我々はなぜ、原発を選んだのか。なぜ、巨大企業の支配を望んできたのか?3・11が暴いたノーリスク・ハイリターン体質。この国の本質が初めて明らかになる。アメリカへの一方的従属。管理・監視の自己目的化。そして分割・民営化の先駆「東京電力」その本質。

目次

序章 人災と「中国ツアー」
第1章 安全神話のパラドックス
第2章 保守論壇のタニマチ
第3章 木川田一隆「人間開発」の欺瞞
第4章 幻の電源爆破
第5章 「勲章を拒否するほど偉くない」平岩外四
第6章 驕慢なる統治機構
最終章 せめてもの希望を

出版社・メーカーコメント

安全神話を守るために安全を度外視する――3.11が暴いた、日本を統べる企業の貧困なる逆説とは。渾身の大型ノンフィクション

著者紹介

斎藤 貴男 (サイトウ タカオ)  
ジャーナリスト。1958年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。「日本工業新聞」記者、「プレジデント」編集部、「週刊文春」記者などを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)