• 本

災害救助犬レイラ

世の中への扉

出版社名 講談社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-06-217508-1
4-06-217508-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 155P 20cm

商品内容

要旨

2011年3月11日、東日本大震災が発生すると、災害救助犬レイラは、いちはやく被災地にかけつけました。災害救助犬の役割は、すぐれた嗅覚をいかして生存者をさがしだすこと。岩手県大船渡市から宮城県気仙沼市まで、一週間におよぶ捜査活動がはじまりました。小学上級から。

目次

第1章 東日本大震災発生(豊かな自然にかこまれて
二〇一一年三月十一日
災害救助犬レイラ、出動
いざ、被災地へ)
第2章 赤い旗(死んでしまった町並み
無言の発見
静かな空
遺体のある場所に立つ赤い旗
嗅覚への不安
ねぎらい
消防団員の背中
うちの孫をさがして!)
第3章 発見!生きている(レイラ、はげまされる
七十二時間の壁
生きている人を発見
必死の捜索を続ける
一週間をおえて)
第4章 レイラと出会う(災害救助犬とは
犬と信頼しあえる仕事につきたい
災害救助犬との出会い
阪神・淡路大震災で痛感したこと
レイラと出会う
レイラ、災害救助犬になる
指導手の責任
迷子捜索の名犬)
第5章 明日を信じて(復興のきざしの野馬追
震災をふりかえる
レタルとともに)

出版社
商品紹介

一匹がひとりを救えたら……。いち早く被災地に駆けつけ、懸命の捜索活動を行ったレイラを通じて、人と犬との絆を見つめなおす。

著者紹介

井上 こみち (イノウエ コミチ)  
埼玉県出身。日本児童文芸家協会会員。『海をわたった盲導犬ロディ』(理論社)で第1回日本動物児童文学賞優秀賞、『カンボジアに心の井戸を』(学研教育出版)で第28回日本児童文芸家協会賞、『往診は馬にのって』(佼成出版社)で第6回福田清人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)