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今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇

出版社名 講談社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-06-218011-5
4-06-218011-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 365P 20cm

商品内容

要旨

文学史そのものを小説にする「日本文学盛衰史」の次なるテーマは「戦後文学」。誰にも読まれなくなった難物を、ロックンロールやパンク、ラップにのせ、ブログやtwitter、YouTubeまで使って揉みほぐす。そんなある日、タカハシさんは「戦災」に遭う…。前作の興奮をふたたび。

目次

プロローグ 全身小説家
ラップで歌え、サルトル!
今夜はひとりぼっちかい?
政治家の文章
twitter上にて
twitter上にて・続
「革命」について
「純文学」リストラなう
アナーキー・イン・ザ・JP
サイタマの「光る海」〔ほか〕

おすすめコメント

戦後文学とはなんだったのか。タカハシさんの長い思索に思わぬ中断をもたらした3・11。強制終了された戦後、発見したものとは!

著者紹介

高橋 源一郎 (タカハシ ゲンイチロウ)  
1951年広島県生まれ。横浜国立大学経済学部中退。1981年『さようなら、ギャングたち』が群像新人長篇小説賞優秀作となる。1988年『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、2012年『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)