• 本

「愛国」のゆくえ 「戦後」の無意識とトラウマ

《道新フォーラム》現代への視点〜歴史から学び、伝えるもの

出版社名 講談社
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-06-218377-2
4-06-218377-3
税込価格 1,430円
頁数・縦 154P 19cm

商品内容

要旨

自由の謳歌と敗北の屈辱と…。ふたつの相反する感情があざなって「戦後」の時空間は形成された。ふとしたことから噴出するわれわれの無意識とナショナリズムの関係に光をあてる。

目次

ナショナリズムの教訓(保阪正康)(大通の四丁目
もっと地べたにおろしたかたちで ほか)
もっと「多事争論」を(姜尚中)(『伝道の書』
筑紫哲也さん ほか)
「こころのケア」の歴史と未来(香山リカ)(領域としてはまだ百年ちょっと
「ディブリーフィング」 ほか)
トークセッション(記憶の引き出し
フロイトと「見たくないもの」 ほか)

出版社
商品紹介

自由の謳歌と敗北の屈辱と。 ふたつの感情があざなって「戦後」は形成された。ふとしたことから噴出するわれわれの無意識に向き合う。

著者紹介

保阪 正康 (ホサカ マサヤス)  
1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究を志し、延べ4000人もの関係者たちに取材してその肉声を記録してきた。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で、第52回菊池寛賞を受賞
姜 尚中 (カン サンジュン)  
1950年、熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学助教授・准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授を経て、聖学院大学教授。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍
香山 リカ (カヤマ リカ)  
1960年、札幌市生まれ。東京医科大学卒業。精神科医、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。専門は精神病理学。豊富な臨床経験を生かして、現代人のこころの問題を中心にさまざまなメディアで発言を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)