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被災鉄道 復興への道

出版社名 講談社
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-06-219029-9
4-06-219029-X
税込価格 2,530円
頁数・縦 302P 20cm

商品内容

要旨

あのとき、東北地方の太平洋沿岸路線を走行中の列車は31本。乗客と乗務員は推定で約1800人。被害は駅の流失24、線路の破壊70カ所66キロ、橋梁の崩落119カ所。にもかかわらず、乗客・乗務員の死傷者はゼロだった―。乗務員は、駅員は、そして乗客はいかにして生還を果たしたか。常磐線、仙石線、石巻線、気仙沼線、大船渡線、釜石線、山田線、三陸鉄道。3・11で甚大な被害をこうむった路線を再び踏破し、惨状と復興の過程を描き出す。旅の先に、地方が生き残るための処方箋も見えてくる。

目次

第1章 常磐線―新地駅の衝撃
第2章 仙石線、石巻線―運命が分かれた野蒜駅
第3章 気仙沼線―田んぼに横たわった列車
第4章 大船渡線―ドラゴンレールの危機一髪
第5章 釜石線―釜石駅、午後二時四六分
第6章 山田線―津軽石駅で何が起こったか?
第7章 三陸鉄道―トンネル内で地震が来た!
終章 復興への道―震災三年が過ぎて

出版社
商品紹介

あのとき、東北地方の太平洋湾岸には多数の列車が走っていた。「乗り鉄」界の第一人者が見続けた被災した鉄道と東北の復興への道。

著者紹介

芦原 伸 (アシハラ シン)  
1946年生まれ。紀行作家、ジャーナリスト。北海道大学文学部卒業。1972年、鉄道ジャーナル社に入社。1976年に独立。1979年、編集会社(株)グループ・ルパンを創設。『旅ばあ〜ん』(JR東日本発行)編集長などを経験し、現在は(株)天夢人Temjin代表。『旅と鉄道』(朝日新聞出版発売)編集長。日本旅行作家協会、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)