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止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記

出版社名 講談社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-06-219480-8
4-06-219480-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 294P 20cm

商品内容

要旨

12歳だったわたしは、サティアンに一人取り残された。地下鉄サリン事件から20年。オウム真理教教祖・麻原彰晃の後継者ともいわれた「アーチャリー」の人生が、はじめて明かされる。

目次

第1章 一九八三年、船橋の松本家
第2章 サティアンで暮らす
第3章 事件と父の逮捕
第4章 唯一の正大師となって
第5章 教団から離れて、社会へ
第6章 大学生活と死刑確定
第7章 大学卒業後
第8章 事件と父―オウム真理教とは何だったか

出版社・メーカーコメント

オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件から20年。あの頃、教祖・麻原彰晃の後継者としてメディアを賑わせた、ひとりの女の子を覚えているだろうか。アーチャリー正大師、当時11歳。社会から隔絶された地に育った彼女は、父の逮捕後も、石もて追われ、苦難の道を歩んだ。アーチャリーとしてではなく、松本麗華として、これまで歩んできた「オウム」「父」「わたし」のすべてを明かすことに決めた。本書は、父の逮捕の日から止まっていた時計を、自らの手で動かそうとする苦闘の記録である。

著者紹介

松本 麗華 (マツモト リカ)  
1983年4月、オウム真理教の教祖・麻原彰晃と松本知子の三女として生まれる。1995年に父が逮捕された後は、教団内で唯一の「正大師」としてさまざまな問題に巻き込まれていく。その後、教団から離れ、文教大学に入学、心理学を学ぶ。現在も、心理カウンセラーの勉強を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)