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チェーホフ 七分の絶望と三分の希望

出版社名 講談社
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-06-219685-7
4-06-219685-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 381P 20cm

商品内容

要旨

チェーホフとは何者だったのか?19世紀末ロシアで人間の本質を見つめ続けた冷徹なリアリストは、なぜ時空を超えた現代的な作家として愛されるのか?子供、ユダヤ人、オカルト、革命、女たち…。ロシア文学の第一人者が、世紀末を彩るモチーフをまじえ、最新研究をふまえて描く!

目次

第1章 失われた子供時代
第2章 かわいい魂ちゃん
第3章 ふたりのリジヤ
第4章 チェーホフとユダヤ人問題
第5章 狂気と牢獄
第6章 小さな動物園
第7章 霊性の幸う国で
第8章 革命の女たち
第9章 悲劇か、喜劇か?
第10章 サハリンへ!
第11章 病の歴史
第12章 私は死ぬ

おすすめコメント

19世紀末ロシアで人間の本質を見つめ続けた冷徹なリアリストは、なぜ時空を超えた現代的な作家として愛されるのか。チェーホフとは何者だったのか? 子供、ユダヤ人、オカルト、革命…など、世紀末を彩るモチーフをまじえ、世界的短篇作家チェーホフの文学とその知られざる素顔を、新資料を駆使して描く新しいチェーホフ論。【目次】 第1章 失われた子供時代 第2章 かわいい魂ちゃん 第3章 ふたりのリジヤ 第4章 チェーホフとユダヤ人問題 第5章 狂気と牢獄 第6章 小さな動物園 第7章 霊性の幸う国で 第8章 革命の女たち 第9章 悲劇か、喜劇か? 第10章 サハリンへ! 第11章 病の歴史 第12章 私は死ぬ

著者紹介

沼野 充義 (ヌマノ ミツヨシ)  
1954年、東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室)。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院人文科学研究科、ハーヴァード大学大学院に学ぶ。専門はロシア・ポーランド文学。『徹夜の塊―亡命文学論(作品社)でサントリー学芸賞受賞。『徹夜の塊―ユートピア文学論』(作品社)で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)