• 本

大国の暴走 「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか

出版社名 講談社
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-06-220639-6
4-06-220639-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 255P 19cm

商品内容

要旨

世界を大混乱に陥れるアメリカ・中国・ロシア「三帝国」の暴走原理を、日本を代表する米中露分析のプロが徹底的に読み解く。

目次

1 トランプ政権半年間の総括 世界「大混乱」の時代(ホワイトハウスで起きている3派の対立
“初期設定”に戻ってしまうトランプ ほか)
2 三帝国「新・三国史」 アメリカ・中国・ロシア各国の野望(ロシアが得意とする「弱者の戦略」
習近平政権は「中国のネオコン」 ほか)
3 これから世界で何が起こるのか(トランプに大統領は務まるか
実はかなりヤバいロシア経済 ほか)
4 日本はどうすべきか 9条改正と核武装(日米貿易摩擦は再燃するのか
トランプ対日本企業 ほか)

おすすめコメント

インテリジェンスのプロが読み解く 21世紀の三国志

著者紹介

渡部 恒雄 (ワタナベ ツネオ)  
1963年福島県生まれ。東北大学歯学部卒業後、米国留学。1995年ニューヨークのニュースクール大学で政治学修士課程修了。同年、ワシントンDCの戦略国際問題研究所(CSIS)に入所。研究員、主任研究員を経て2003年3月より上級研究員として、日本政治、日米関係、アジアの安全保障を研究。2005年4月に帰国。三井物産戦略研究所主任研究員、東京財団政策研究ディレクター・上席研究員を経て、現在は笹川平和財団特任研究員、戦略国際問題研究所非常勤研究員を兼任
近藤 大介 (コンドウ ダイスケ)  
1965年東京都生まれ。東京大学卒業、国際情報学修士。講談社入社後、中国、朝鮮半島を中心とするアジア取材をライフワークとする。講談社北京副社長を経て、現在『週刊現代』編集次長、『現代ビジネス』コラムニスト。『現代ビジネス』に連載中の『北京のランダムウォーカー』は360回を超え、日本で最も読まれる中国関連ニュースとして知られる。2008年より明治大学講師(東アジア論)も兼任。著書多数
小泉 悠 (コイズミ ユウ)  
1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、同大学大学院政治学研究科修了。政治学修士。民間企業勤務、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO RAN)客員研究員などを経て、現在、公益財団法人未来工学研究所特別研究員。ロシアの軍事・安全保障を専門としており、特にロシアの軍改革、ハイブリッド戦略、核戦略、宇宙戦略などに詳しい。著書のほか、『軍事研究』誌等でロシアの軍事・安全保障に関する分析記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)