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「老いる」とはどういうことか

講談社+α文庫

出版社名 講談社
出版年月 1997年2月
ISBNコード 978-4-06-256184-6
4-06-256184-0
税込価格 825円
頁数・縦 283P 16cm

商品内容

要旨

「老いる」ことを人生の大切な課題と考える人が急に多くなった、と河合隼雄はいう。本書は、臨床心理学の第一人者が、110のはなしを通して、誰もが自分のこととして、また身近な人のこととして直面する切実な課題に迫る。老人は何もしないから素晴らしい、「終わり」を考える「はじめ」の練習を、等々、これまでの老年観を一新させ、これからの生き方を示唆することばに満ちた一冊。

目次

その1 未知なるもの(話がちがう
逆転思考
「うち」に帰る ほか)
その2 癒されるとき(良寛の恋
趣味を「遊ぶ」
トロのユーモア ほか)
その3 自分に立ちかえる(グリムの「寿命」のはなし
白髪の発見
広さと深さ ほか)
その4 人生の奥行き(耳垢伝説
「こんび太郎」の教え
薬の飲み方 ほか)
その5 見えてくるもの(ユングの死夢
「長老の教え」が教えたこと
心の届くちょっとしたものの言い方 ほか)

出版社・メーカーコメント

臨床心理学の第一人者が老年観を一新させる老人は何もしないから素晴らしい、「終わり」を考えるより「はじめ」の練習を等々、良寛の晩年の恋の話などをまじえ、前向きに老いをとらえ、生き方を示唆する!