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古代日本列島の謎

講談社+α文庫

出版社名 講談社
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-06-256939-2
4-06-256939-6
税込価格 859円
頁数・縦 310P 16cm

商品内容

要旨

日本人とはいったい何者なのだろう。どこからやって来て、どこに行こうとしているのか。たった一つのキーワードを掲げるだけで、おもしろいように「日本人の正体」がわかるようになってくる。そのキーワードとは「日本人の曖昧な体質」なのだ。しかし、この「曖昧な体質」は、ヤマトがいくつもの地方、多くの異なる文化を持った人々の集まりであったため、共存していくうえでの知恵であった。民族の誇るべき歴史といえる。

目次

序章 地方から見つめ直す古代日本列島
第1章 縄文王国―東北
第2章 忘却の古代史―北陸・関東・信州・東海
第3章 国のまほろば―ヤマト
第4章 神話のふるさと―山陰・山陽・四国
第5章 弥生争乱の震源―九州と東アジア
終章 書き換えられた日本像と天皇像

出版社・メーカーコメント

日本とは何か、日本人はどこから来たのか!3世紀後半にできたヤマト王国とは?北海道から九州・東アジアに至る列島各地に残された古代遺跡は何を物語るのか。古代日本列島を縦断し、歴史の謎に迫る。

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
1959年、千葉県に生まれる。歴史作家。仏像美術に魅了されて奈良に通い詰めたのをきっかけに、日本古代史を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)