• 本

放射線利用の基礎知識 半導体、強化タイヤから品種改良、食品照射まで

ブルーバックス B−1518

出版社名 講談社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-06-257518-8
4-06-257518-3
税込価格 1,034円
頁数・縦 259P 18cm

商品内容

要旨

レントゲン教授が放射線を発見して百余年。日本での放射線利用は9兆円の経済規模に達している。空港の手荷物検査にはじまり、半導体加工などの産業利用、医療器具の滅菌、診断と治療、食物の品種改良、ジャガイモの発芽防止など、私たちの身近で使われている放射線のメリットとデメリットをやさしく解説。放射線利用の入門書。

目次

第1章 身のまわりの放射線
第2章 放射線の基礎をおさえる
第3章 放射線でつくる、加工する
第4章 放射線で「みる」「測る」
第5章 食べものと放射線
第6章 医療と放射線

おすすめコメント

放射線を正しく理解して、その身近さを知る危険なイメージの放射線は、実は空や大地にありふれたもの。安全でおいしさを保つ食品消毒から医療、微細加工、精密検査など、意外な活躍の場面を会話調で紹介。

出版社・メーカーコメント

放射線利用の最前線を見て歩く!負のイメージで語られることも多い放射線。それが微細加工や医療、食品消毒など身近に使われていることは、あまり知られていない。最前線を取材した渾身作。

著者紹介

東嶋 和子 (トウジマ ワコ)  
ジャーナリスト、元読売新聞科学部記者。1962年生まれ。筑波大学比較文化学類卒業、米国カンザス大学留学。外務省外交フォーラム外務大臣賞受賞。91年よりフリーランスで科学全般、特に生命化学、医療福祉、環境、エネルギー、科学技術分野を中心に取材、科学と社会とのかかわりを追っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)