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細胞発見物語 その驚くべき構造の解明からiPS細胞まで

ブルーバックス B−1655

出版社名 講談社
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-06-257655-0
4-06-257655-4
税込価格 946円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

私たちの体を形作る60兆個の細胞。その微小世界に魅入られた研究者たちによって、生命の謎は今や分子レベルで解き明かされつつある。世界で最初の細胞図からiPS細胞の誕生まで、発見の歴史をたどりながら生命の不思議に迫る。

目次

細胞の発見者は誰か?
生物学に革新をもたらした電子顕微鏡
細胞生物学と「膜」の発見
ゴルジ装置は細胞の魚河岸
ミトコンドリアの反乱
伊東細胞をめぐるミステリー
唾液に潜む謎の物質を探せ
病気が教えてくれた細胞の働き
発見に貢献した不思議な細胞たち
生命をつかさどる分子モーターを捉えた
夢の細胞―iPS細胞の誕生

出版社・メーカーコメント

物語で楽しく学ぶ細胞生物学細胞の発見から細胞生物学の誕生、研究までを、オムニバス形式で分かりやすく解説。全12話の物語を通して細胞生物学の歴史と概要が自然に理解できる。

著者紹介

山科 正平 (ヤマシナ ショウヘイ)  
北里大学名誉教授。1941年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業、同大学難治疾患研究所、京都大学医学部助教授を経て1981年より北里大学教授。専門は顕微解剖学。電子顕微鏡をはじめとする多彩な顕微鏡法を活用して、細胞の分泌機構や組織発生の研究に従事。1994年、日本電子顕微鏡学会賞(瀬藤賞)受賞。日本顕微鏡学会会長、日本解剖学会機関誌Anatomical Science International編集長を務める。2007年に北里大学を退職後、埼玉医科大学、青山学院大学で客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)