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もの忘れの脳科学 最新の認知心理学が解き明かす記憶のふしぎ

ブルーバックス B−1874

出版社名 講談社
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-06-257874-5
4-06-257874-3
税込価格 880円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

日常のありふれたもの忘れの多くは、認知症や記憶力の低下によるものとは限りません。記憶システムの1つワーキングメモリをうまく使いこなせていないことが原因です。もの忘れをしたから認知症ではないか…と不安に思うことがかえって悪影響になることも。もの忘れの起こるしくみや記憶力を維持する方法を最新の認知心理学をもとに丁寧に紹介していきます。

目次

第1章 もの忘れとワーキングメモリ
第2章 短期記憶とワーキングメモリ
第3章 ワーキングメモリを測る
第4章 ワーキングメモリとその脳内機構
第5章 加齢とワーキングメモリ
第6章 ワーキングメモリの発達
第7章 ワーキングメモリを強化する
第8章 ワーキングメモリと情動

著者紹介

苧阪 満里子 (オサカ マリコ)  
1979年京都大学大学院教育学研究科博士課程教育心理学専攻修了。教育学博士。1985年大阪外国語大学外国語学部助教授、2001年教授、2007年より大阪大学大学院人間科学研究科教授。大阪大学脳情報通信融合研究センター教授(兼任)。日本学術会議第一部会員、日本ワーキングメモリ学会理事。専門は認知神経心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)