• 本

創薬が危ない 早く・安く・安全な薬を届けるドラッグ・リポジショニングのすすめ

ブルーバックス B−1903

出版社名 講談社
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-06-257903-2
4-06-257903-0
税込価格 990円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

ガン、アルツハイマー病、インフルエンザ、エボラウイルス病…なぜ、特効薬が現れないのか?動物で効いたのに、人ではまったく効かない。動物実験ではなかった激烈な副作用が現れた…。開発途中の新薬の多くが、臨床試験で失敗してしまう。21世紀に入り、これまでの創薬テクノロジーは大きな壁にぶつかっている。打開策はないのか?本書は新しい視点からの創薬「ドラッグ・リポジショニング」を提案する。

目次

第1章 薬と創薬研究者
第2章 ドラッグ・リポジショニングとは
第3章 温故知新創薬、ドラッグ・リプロファイリング
第4章 ドラッグ・リポジショニングに関する国内外の動きとその推進への課題
第5章 ドラッグ・リポジショニングの実例
第6章 これからのドラッグ・リポジショニング
第7章 スマート・ヘルスケアの提案

著者紹介

水島 徹 (ミズシマ トオル)  
1967年東京生まれ。東京大学薬学部卒業後、山之内製薬(現アステラス製薬)研究員、九州大学助手を経て、29歳で岡山大学助教授、36歳で熊本大学教授に就任。2006年、我が国初の創薬研究センターの初代センター長に就任。2011年から慶應義塾大学薬学部主任教授。大学での教育・研究の傍ら、我が国のバイオベンチャーの草分け的存在であるLTTバイオファーマ(株)の取締役会長、及び中国の大手製薬企業である北京泰徳製薬の取締役副会長も兼務し、医薬品開発の先頭に立っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)