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真珠湾〈奇襲〉論争 陰謀論・通告遅延・開戦外交

講談社選書メチエ 306

出版社名 講談社
出版年月 2004年8月
ISBNコード 978-4-06-258306-0
4-06-258306-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

「真珠湾」は隠密奇襲作戦の成功なのか、ルーズベルトの陰謀なのか?日本の開戦通告の歴史的遅延の犯人は誰なのか?ハル・ノートは最後通牒だったのか?同時代人の証言からアメリカ側史料までを精査、過剰な政治的意味を負わされた「論争」ここに決着。

目次

第1章 真珠湾攻撃
第2章 ルーズベルト陰謀論―対日政策と修正主義
第3章 ウインド・メッセージ論争
第4章 ハワイへの戦争警告と太平洋艦隊オトリ説
第5章 無線封止は守られていた
第6章 二人のスパイ―ポポフとゾルゲ
第7章 ハル・ノートは最後通告か
第8章 通告遅延の原因はコミュニケーション・ギャップ
第9章 真珠湾攻撃は奇襲であったのか
第10章 ルーズベルト親電問題
補章 日米通商航海条約(一九一一年)廃棄の背景

著者紹介

須藤 真志 (スドウ シンジ)  
1939年群馬県生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。同大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。法学博士。京都産業大学講師、助教授を経て、同教授。その間、シンガポール南洋大学訪問教授、スタンフォード大学、ジョージ・ワシントン大学の客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)